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インフレとデフレ

インフレは国も保険会社も嬉しい。

少し前「デフレ」という言葉が大変注目を浴びました。物価の価値がどんどん下がっていくというものです。デフレの世の中では、保険会社は大変なショックを受けます。なぜなら物価の価値が下がっていくからです。
例えば、今500円のランチが将来50円になったとしましょう。単純に1/10です。
給料が下がらず、物価だけが下がればこれほどうれしいことはありませんが、物の価値が1/10になれば給料も1/10になるとお考え下さい。相対的にはあまり変わりませんね。
しかし、例えば死亡保険に入っていた場合、死亡したときの金額は既に決まっております。保障額が3000万円であればいくらデフレの世の中であっても、保険会社は3000万円支払わなくてはいけません。
すると、物価の価値が1/10になった世の中では、3000万円は現在の貨幣価値にして3億円の価値があると言えます。これでは保険会社は大変です。
何らかの国家対策を打つ必要があります。(国債も大変ですしね。500兆の国債が5000兆になったら・・・)
これが「デフレ」です。

その反対で、「インフレ」は物価の価値がどんどん上がっていくというものです。インフレの世の中は、生命保険会社は大歓迎です。
先ほどの例で言えば、500円のランチが5000円になった場合(当然給料も10倍)・・・
保険会社は3000万円の保障をポンッと出してくれるでしょう。物価が10倍になった世の中では、3000万円は現在の貨幣価値で言えば300万円程度です。これは生命保険会社にとって大変ありがたいことです。
国も国債のインフレで減らそうとしています。現在ある500兆の国債が50兆になったらうれしいですからね。
そこで国も躍起になってインフレを推し進めています。その一つがインフレターゲットです。インフレ・ターゲットとは、デフレの状態から脱出するために、中央銀行(日本では日本銀行)がインフレ率の目標を設定・公表するものです。

ちょっと生命保険の話とはずれちゃいましたね。
次のページでは、引き続きインフレの過去実例についてご紹介します。



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