なぜ倒産するのか その他の理由編
1.運用の失敗、2.関連企業の倒産、3.信用不安、4.収入減。
逆ざや以外にも様々な理由があります。
1.運用の失敗、2.関連企業の倒産、3.信用不安、4.収入減。
それぞれご紹介します。
1.運用の失敗
運用の失敗は、そのままですね。
保険会社は本来リスクの小さい商品で運用する傾向にあります。そのため昔からリスクが小さいと言われる土地を多く購入し、運用しておりました。しかし突然のバブル崩壊。土地の値下がりは今でも止まりません。
このような損失が主な原因となり保険会社の多くは倒産しております。
2.関連企業の倒産
保険会社の多くは持ち株などにより、互いに支え合って成長してきました。「お得意先である会社の株を持つ、主要銀行である銀行の株を持つ、グループ会社の株を持つ」などといった具合にです。
しかし、持ち株はその企業一つでも倒産した場合はその影響は計り知れない物となります。
一つの会社(A)が倒産し価値が0となったとき、そのAの株を持っていた会社(B)の価値も下がります。そしてBの株を持っている会社(C)の価値も下がります。そしてA株B株C株すべてと取引をしている保険会社は大損害が出てしまいます。またこの保険会社と取引している会社はやはり損をします。このように負の連鎖が続くことで、保険会社のみならず日本経済に大きな影響を与えます。
3.信用不安
保険会社はお金を預かってそれを運用し、将来に安心を与えている会社です。
しかし、その会社がつぶれそうという噂がたったらどうなるでしょうか?
とうぜん、みなさんお金を引き出そうとします。多くの人が引き出そうとすれば引き出そうとするほど、保険会社の財務状況は悪化します。このような信用不安(噂)一つで生命保険会社が倒産する事だってあります。
最終的に生き残るか倒産するかは、信用があるか?否か?が左右すると言っても過言ではありません。良い噂のある一流企業が少し赤字を出しても、株価は敏感に反応するかと思いますが、さほど大きく値は下げないでしょう。
一方、悪い噂のある企業が少し赤字をだしたらどうでしょう?「やっぱりだ!」となって株価は大暴落するでしょう。株価が下がり続けると、信用不安からお取引先様も減るでしょう、財務状況も悪くなり銀行の風当たりも悪くなるでしょう・・・。このように、良い噂、悪い噂は怖いのです。
信用を商売にしている金融機関は特にです。
4. 収入減
生命保険の運用コストは基本的に一定です。そのため、ある程度以上の契約が無ければ保険会社は赤字になってしまいます。そのため収入減(契約数減少)が起こりますと、会社は大損害が生じます。
なお、そうなったとき保険会社は売りやすい商品に手を出します。
売りやすい商品とは、投資目的で一定期間後に大きな利回りの付く商品です。
その結果保険会社はハイリスクハイリターン商品に手をだし、結果としておおきな穴をあけてしまう可能性があります。
個人も企業もおなじですよね。
個人は・・・
お金が無くなると、低金利で銀行からお金を借りる。→銀行で貸してくれなくなると高金利先でお金を借りる→高金利でお金を借りると、一発逆転をねらわなくてはいけなくなる→失敗する。といった具合でしょうか?
倒産の原因は挙げればキリがないと思います。「黒字経営でも潰れる会社はある」と言われるくらいですから、倒産の原因は本当に多いのだと思います。
ます。
さて、次のページではいまさら?とお思いになる方もいらっしゃると思いますが、「生命保険の種類」についてご紹介します。
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