「費差配当」「利差配当」「死差配当」
余剰金の3利源
前ページに聞き慣れない言葉、「費差配当」「利差配当」「死差配当」という言葉が出てきましたが、これらは配当の基礎となる部分でおもに「剰余金の3利源」と言われております。
保険料計算の基礎となる3つの予定基礎率はマイナスになってしまったら保険会社は大変ですので、ある程度の安全を見込んでおります。決算ではよほどのことがない限り通常余剰金が生じます。
その余剰金の主なものとして「費差配当」「利差配当」「死差配当」があります。
もう少し言いますと、「保険会社が決めた保険料は、安全を見越して多めに徴収しております。そのため保険契約者はあらかじめ少し多めの保険料を支払っている」という事になります。
現在では配当がない商品が増えてきておりますが、本来であれば相互扶助の仕組みから言えば余った保険料は契約者に返すべきという事になります。
なお保険の配当は株式の配当とはことなり収益とはみなされず税金は発生しません。これは「多めに支払った保険料を返してもらう」という意味合いが強いためといえます。
『保険料の仕組み 詳細編』として、相互会社から、3つの予定利率、付加保険料80%、保険料の中身を丸裸に、とちょっと長くご紹介させて頂きましたが、保険料の仕組みについて理解頂けたのではないでしょうか?
「保険をやめて自分で運用しよう!」とお思いになられた方もいるのではないでしょうか?
ただし、金融商品は世の中何万とあります。プロでさえ損をしているのです、その何万という中から儲かる商品を探すのは至難の業です。
もしご自分で運用する場合はある程度金融に対する知識を付けた上で、なるべく無理のない長期的な運用をされることをおすすめします。まずは変額保険なんておすすめです。
さて、今まで少し学んできて、おかしいなぁ?とお思いになられた方も多いはずです。
そう、「多めに保険料を貰っていて、なぜ保険会社は潰れるのでしょうか?」
次のページでは「保険会社はなぜ倒産するのか 逆ざや編」についてご紹介します。
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